塩ぶり生からの仕込み

頬にあたる北風が先週に比べ、ずっと冷たくなった富山県です。
冬型の気圧配置が決まるごとに、立山山頂から裾野にかけて雪がおりてきます。
カネツルのあるここ滑川市は市内どこからでも割と立山連峰がきれいに見えるため、手前の山に雪が積もってくるたびに、冬の到来を感じることができます。
このように寒くなってくると、「自家製塩ぶり」の仕込みが始まります。
富山県氷見市の寒ぶりも有名ですが、塩ぶり用のぶりはより脂ののったものを求めて、愛媛産の養殖ものを使うのがカネツル流。
いま仕込んだものは、10日ほどかけて熟成された塩ぶりとなります。
ここ富山では、お正月によく食べられる塩ぶりですが、新米の美味しいこの時期にあつあつの白米と食べるのも大好きです。

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