カネツル通信 vol. 3

滑川の紅ずわいがにって
他とこんなに違うのです

what's Ikizuke

毎年9月1日に解禁となる富山の紅ズワイガニ漁は秋の訪れを告げる風物詩。

漁港と漁場が近く、鮮度の良い状態のカニが手に入りやすい富山湾では、カニかごを水深1000Mの海底に沈める「かにかごなわ漁法」が有名です。

新湊や魚津など、県内でも様々な漁港で水揚げされます。
そこにはカネツルの、ちょっとしたこだわりがあります。

カネツルで扱う紅ズワイガニはすべて滑川産。

なぜ、滑川産にこだわるのか。

そこには、滑川ならではの特長があるのです。

水揚げ

その特長とは「水揚げ後、すぐに漁師さん自らが茹で上げること」。

「えっ?それってカネツルのこだわりじゃなくて、漁師さんのこだわりじゃないの?」と思った方。はい、半分正解です。

紅ズワイガニは、ズワイガニと比較しても水分量が非常に多いカニです。そこで、水揚げ後翌朝を待たずして茹で上げたほうが、身の中に水分がぎゅっと入り込み逃がしません。

この状態のカニをカネツルの目利きが選りすぐりのものを競り落としてくるんです。

一般的にカニは生よりもボイルされた状態でのほうが、カニの良しあしがつきやすいと言われます。

以上の理由から、カネツルは滑川産紅ズワイガニにこだわって買い付けています。

お届けのお日にちを指定できない、冬場寒気よりシケが長引くことで漁に出なれない等お客様にはご迷惑をおかけすることも多い紅ズワイガニですが、「今まで食べた紅ズワイガニよりもうまい」と言っていただけるよう滑川産にこだわり続けます。

[終]